公図
2021年11月12日
公図とは、
土地の大まかな位置や形状を表した図面。
よく、面積や辺長がわかるもの(測量図等)と思われることがありますが、
公図の多くが明治時代の税徴収のために作られた資料を基にしているので、測量図ほどの正確さはありません。
地図と合致しないことも多々あります。
中には、今までの経緯で現地の土地と公図上で全く形状が違う状態になっている、なんてことも。
不動産を売りたい、貸したいというお問い合わせの際は、
最初に土地情報を把握するために、登記簿で面積、所有者情報などを確認し、公図では土地の形状、位置をみて、測量図があれば面積や辺長等を見ます。
公図は法務局で取得可能ですが、
参考程度に見たいなってときはこちら
豊田市 Iマップの「地番参考図情報」
公図だと、土地同士がピッタリつながらないこともありますが、
こちらの地番参考図情報では、公図を基に、だいたいの接合をするように作ってあり、町の境界や字界も色分けして記載されて、広範囲も表示できるので見やすくなっています。
田畑や山林などは、住宅地と違って一見すると土地の境界がわからないので、全体がみられて豊田市内の土地を確認するときは、便利なんではないでしょうか?
豊田市の地図情報サービスの機能で、岡崎市のわが街ガイドには無かったです。