地盤調査・制震
地盤調査
地盤調査のスタンダード、それが「表面波探査法」です。
地面をゆらして、その“ゆれ”の伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断します。
これからの住宅地盤の基礎設計は、地層ごとの地盤の固さを表す”支持力”とともに、
地盤地層の厚さと傾きが測定できるので、住宅の果汁を地盤に加えたとき、
どの程度沈下するかの”沈下特性”がわかります。
表面波探査機GO-21は、新時代に対応した”地耐力”データをご提供することができます。
敷地内では5箇所の測定
表面波探査法は、建築予定建物の4隅と真ん中の計5箇所の測定をします。点ではなく検出器を設置した50cm~100cmを直径とした“範囲”いわば、面での平均的な情報を捉えています。さらに、パソコンによる制御及びデータの集積を行っているので、測定者がかわっても、データの精度はかわりません。
揺れの速度の違いで地盤の硬軟がわかる
地表面に起振機、検出器を設置し、起振機により地面を上下にゆすることで、人工的に小さな地震を起こします。地面をゆする際、周波数(起振機が揺れるタイミング)を変化させることで、いろいろな深度までの“波”を起こします。地表面から、軟らかい地盤があれば、表面波の伝わる早さは遅くなります。また、途中から地盤が硬くなるようであれば、その深度から表面波の伝わりは早くなります。
「点」ではなく「面」で測定します。
建て替え時のガラの混入、部分的な地耐力不足、自然地盤面の傾斜。 これらについて考慮せずに住宅を施工することは、将来的になんらかの障害が生じる可能性が高くなります。
点ではなく面で計測し、面で広い情報を集約することで、これらの事象を見落とす危険を低減します。
パナソニック制震システム
木の家を強くするテクノストラクチャー工法に、
さらなる安心を加える「制震システム」が生まれました。
建物の1階部分に制震装置を取り付けることで、
地震の揺れで変形しやすかった2階の部分の揺れを抑え、
家具の転倒などの不安をさらにやわらげます。
また、制震装置は、連続する余震にも、
何度でも安定した揺れの抑制効果を発揮します。
さらに、テクノストラクチャーの「制震システム」では、
耐久性の高い部材を使用しているので、
長期間、安定した性能を維持します